安全・安心への取り組み

JA レーク大津が取り組んでいる営農に関する安全・安心への取り組みをご紹介。滋賀県の豊かな自然を守るための、環境にやさしい農業を実践しています。

湛水管理指導

食品衛生法におけるカドミウムの規格基準を超える米は食用として販売が禁止され、廃棄などの処分が必要になります。カドミウムは天然に存在する物質であるため、場所によって多少の差はあるものの、どこの土にも存在します。

滋賀県の水田の場合、水稲出穂前後それぞれ3週間の湛水管理(田に水を張る)や土づくり肥料の施用など、適正な栽培管理を行えば基準を超える米が生産される可能性は低いので、これらを確実に行うよう指導しています。

また、湛水管理は胴割粒や白未熟粒などの発生を少なくし、米の品質を向上させる効果があります。

湛水管理を行うことによって、カドミウムの吸収は抑制される。
水管理・圃場管理のイメージ図

農薬散布後1週間の止水指導

しっかりした水管理が、農薬の効果発揮と環境保全につながります。農薬散布後1週間の水田は、落水・かけ流しをしないよう徹底指導しています。

  • 入水までにあぜ塗りなどを行い、畦畔をしっかりと補修する。
  • 畦畔からの漏水と水尻をしっかり止めてから、農薬を散布する。
  • 農薬散布後1週間はかけ流しや落水をしない。
  • 除草剤だけでなく、殺虫剤、殺菌剤も散布後1週間は止水する。
  • 降雨が予想される場合、農薬散布は控える。

また、農薬を使用する方へは、次の項目を必ず確認するよう指導しています。

農薬安全使用のチェック項目

GAPとJA栽培管理記録記帳

品質向上と顧客の信頼確保のために

近年、食品の安全や環境保全に対する消費者の意識が高くなっており、農産物の産地として「食の安全・安心」の取り組みは当然のものとなっています。信頼できる農産物を生産・販売するための具体的な取り組みがGAPです。

JAレーク大津では、生産者の皆さまに「GAP実践点検シート」および「JA栽培履歴記録」の記帳・提出と、「水稲施肥・防除・除草体系技術資料」に基づいた生産に取り組んでいただき、実需者・消費者への「安全・安心」な商品の提供に取り組んでいます。

GAPの言葉の定義

GoodAgricultualPractice

直訳
良い農業の実践
農林水産省訳
農業生産工程管理(適正農業規範)
日本GAP協会訳
適切な農場※管理とその実践※農場=圃場+施設

GAPは農場管理に欠かせないもの

「農場管理」というものは本来、すべての農場に存在している仕事です。食の安全を含む品質管理、生産環境整備、労務管理、販売管理など、どれも欠かすことのできない仕事です。これらの仕事をやっていない農場は、何らかの問題を起こしかねないリスクを持っています。

GAPとは、農産物生産の準備から出荷にいたるすべての作業内容を見つめ直し、リスク(危害や事故が起きる恐れ)があれば、それを回避するための対策(改善)を立て実践するための道具(手法)です。

GAPに取り組んでリスク(農薬残留、異物混入など)を回避することで、農産物の安全性や琵琶湖などの環境保全、実需者・消費者の信頼などの確保につながり、次期作での改善につなげていくことができます。

GAPとOCR(トレーサビリティー)の違い

GAPとは、農産物生産の準備から出荷にいたるすべての作業内容を見つめ直し、リスク(危害や事故が起きる恐れ)があれば、それを回避するための対策(改善)を立て実践するための道具(手法)です。

水稲種籾を温湯消毒で殺菌

JAレーク大津では、平成19年産の水稲苗からすべての農薬を使わず、60℃のお湯で消毒した種籾を使用しています。

これにより苗の価格を下げて低コスト農業を応援。また、環境にやさしい殺菌方法となっています。

廃棄プラスチック・廃棄農薬の回収

育苗箱や肥料袋、ハウスビニールなどの廃棄プラスチック(農業用使用済みプラスチック)と、廃棄農薬の回収に取り組んでいます。

生活環境を守り「環境にやさしい農業」を実践して安全・安心な農産物を生産していくため、毎年2月に実施しています(廃棄農薬は3年に1度)。回収した廃棄プラスチックはリサイクルされ、新たなプラスチック製品となって再利用されます。

営農相談窓口

平日の営業時間内は、下記へご連絡ください。( 受付時間 8:45 ~ 17:00 )

南営農経済センター
077-549-8111
北営農経済センター
077-572-1158