アグリスクール

大津管内の小学3、4年生を対象にした、1年間の食農体験学校です。体験しながら学ぶことで、食と農の大切さを楽しみながら心と体で実感。友達の輪も広がる人気のスクールです。

年間スケジュール

平成29年度(第7期)
開催日
(予定)
開催時間 イベント内容(主要なもの) 保護者
(参加可否)
3月17日(土) わくわく!! 卒業日帰り旅行(自由参加) 行き先未定
第1回 5月20日
(土)
9:00〜
14:00
わくわく!! 泥んこ田植え&さつまいも植え付け体験
●開校式
●田植え・さつまいも植え
第2回 7月25日
(火)
9:00〜
13:00
わくわく!! 地産地消の手作り体験&フードマイレージ
●手作り豆腐+手打ちそば
●フードマイレージって?
第3回 9月9日
(土)
9:30〜
13:00
わくわく!! かかしがお出迎え稲刈り体験
●稲刈り
●生き物観察調査
●はさかけ
第4回 10月21日
(土)
9:30〜
14:00
わくわく!! さつまいも掘り&サバイバル飯
●さつまいもの収穫
●収穫したお米でサバイバル炒飯
●施設見学
第5回 12月16日
(土)
9:30〜
13:00
わくわく!! クリスマスケーキ
●米粉のクリスマスケーキづくり
●クリスマスリース&カードづくり
第6回 2月17日
(土)
9:00〜
14:00
わくわく!! 卒業式
●米粉を使った料理&ジャンボ巻き寿司
●卒業式
対象者
大津市在住の小学3、4年生40名(最少遂行人数15名)
体験農場
大津市関津の農場
会費
7,500円(税別)
※年会費1,500円に、テキスト『ちゃぐりん』購読料等に充当する月会費550円×12月を含みます。

お問い合わせ先

JAレーク大津管理部地域ふれあい課
(受付時間8:45~17:00)
管理部
077-525-4346(代)
FAX
077-525-4362

活動レポート

平成29年度第1回 5月20日(土)

 今年で7年目を迎えるアグリスクールが、35人で開校しました。
 開校式で当JA女性部の正田部長が、「新しい仲間とともに、作物を育てる体験を通じて命や食べ物、自然の大切さを学んでください」と挨拶。また、「毎年、楽しみながら食農や地産地消を学べると人気になっているアグリスクール。今年もぜひ楽しく学んでください」と井上理事長。
 初めて顔を合わせる子どもたちは、お話しできるかな…友だちになれるかな…と不安げな表情でしたが、バスに乗ってアグリスクール農場に到着する頃には、もうおしゃべりも弾んで笑顔いっぱいでした。
 今年もお世話になる(農)農~夢せきのつの方にご挨拶して、田植えを開始。当JA営農経済部の職員が植え方を指導し、ハイソックスで田んぼの中へ。ぬるりとぬかるんだ泥に足を入れるのは初めての感触で、「ひやぁ~」と何とも言えない声を上げたりしてドキドキの様子だった子どもたち。
 今回は2期連続参加の子らが8人いて、後輩たちをたくましくリードしてがんばってくれました。また、保護者やきょうだいなど家族も参加され、「なかなかできないこのような体験を、子どもたちと一緒に関わることができて嬉しい」と喜ばれていました。
 アグリスクールは、1年を通して班別に行動。それぞれの班にJA職員がリーダーとなって活動しますが、新人職員らも田植えをするのは初めての経験。子どもたちと一緒に体験して、学んでいきます。
 田植えのあと、続けて隣接する畑にサツマイモの苗を植えました。9月には稲刈り、10月にはサツマイモ掘りと、収穫の日が楽しみです。
 JA本店へと戻るバスの車内では、田んぼに入った感想やカエルを見つけたことなど、この日感じたことをたくさん話してくれました。
 お昼ごはんは、JA職員が大津産の米で作ったおにぎりと豚汁。農作業をがんばっておなかが空いていた子どもたちは、たくさんおかわりをして見事に平らげてくれました。
 農場の看板に設置する自分のネームプレートを作って、第1回目のアグリスクールは終了。第2回は、7月25日に開催予定です。地産地消やフードマイレージの学習のほか、そば打ち体験と豆腐づくりです。

平成29年度第2回 7月25日(土)

 今年度2回目のアグリスクールを開き、スクール生29人が参加してそば打ちと豆腐づくりを体験。5月の田植え体験で仲良くなった友だちとの久しぶりの再会で、会話を弾ませていました。
 そば打ちの講師は、当JA元役員の増田正明さん。昨年に続いて参加しているスクール生もいて、思い出しながら手際よくそば粉を捏ねあげていました。できあがった生地はそば切り用の包丁でスクール生自ら切り、個性的な太さの麺が仕上がりました。
 そして、フードマイレージについて学びながら豆腐作り。にがりを加えた豆乳を温度に気を配りながら慎重に混ぜ、学習が終わる頃にできあがりました。
 フードマイレージについて知ることは、「買い物に行くと、滋賀県産やできるだけ大津に近い食材を買おうと、子どもが産地を気にするようになりました」と毎年保護者から感想をもらうほど、スクール生らが地産地消や食に興味を持つきっかけとなっています。

平成29年度第3回 9月9日(土)

 見事にたくさんの稲穂が実ったアグリスクール農場で、生きもの観察と稲刈りを体験。
 作物を立派に育てるには多くの手がかかることを少し学んだスクール生らは、黄金色に輝く稲穂が風に揺れる様子を見ながら、ここまで育てていただいた農~夢せきのつの方に感謝とお礼を伝えました。

 まずは、生きもの調査から。現在、JA全農が「田んぼの生きもの調査~農が支えるたくさんのいのち」として農業(水田)の持つ多面的機能や生物多様性との関わり、環境保全に果たす役割について伝える活動に取り組んでおり、JA全農しがの奥村幸規さんに田んぼの生きものの生態をお話しいただきました。
 市街地に住む子どもには、田んぼを思いきり走るという経験は新鮮で貴重なもの。カエルやバッタを追いかけて走り回ったり、水がきれいな所に棲むホタルの幼虫やヒメゲンゴロウを発見。「小さいけど赤ちゃん?」と訊(たず)ねると、「先生やママたちが子どもの頃にいた大きなゲンゴロウは、今では絶滅寸前。今見つけたらニュースになるくらい珍しいこと」だと奥村さん。小さなゲンゴロウが、その姿で環境の変化を訴えているような気がしました。

 稲刈りは、手足にケガをしないよう軍手をして長靴を履き、班で交代しながらのこぎり鎌を使って手刈りで。刈った稲は麻ひもで束ねて縛り、昔ながらの「はさかけ」に。昔の人はこうして鎌で稲を刈り、はさかけをして天日干しにしたことをJAの営農指導員に学び、現代の稲刈りで活躍する大きなコンバインも見せてもらいました。
 また、この日はアグリスクール卒業生も参加。生きもの観察では田んぼに棲む生きものの大切さを一緒に学び、稲刈りでは先輩として先頭に立って進めてくれました。

 昼食は、JA本店でおにぎりとお味噌汁。子どもたちに少しでも多くのごはんを食べてほしい、お米の消費拡大につなげたいとの思いから、スクール生らにおにぎりを一つ作ってもらいました。透明のプラスチックのコップにごはんとふりかけを入れ、ラップで蓋をして振り振り。楽しみながらあっという間におにぎりができあがりました。

平成29年度第4回 10月21日(土)

 雨の中となった第4回アグリスクールは、合羽(かっぱ)を着ながらサツマイモ掘りとサバイバル飯(サバ飯)体験。食と農の体験を卒業生や保護者らにも共に楽しんでいただきました。
 一つの蔓からたくさん連なったイモを掘り出して、「いっぱい出てきた~」と大喜びのスクール生ら。5月に自分たちが植えた苗から収穫できたことに、喜びもひとしおの様子でした。

 昼食は、9月にみんなで刈り取った新米で『サバイバル飯炊き』に挑戦。アルミ缶を釜とコンロに、短冊切りにした牛乳パックを薪代わりにして、ごはんを炊きました。25分経つと蒸気がぷくぷくと吹き出してきて全員が見事に炊き上がり、牛丼にして食べておなかいっぱいになりました。